クリスマスリースって玄関に飾りますか?
私は1度も飾ったことありません(笑)
そんなクリスマスリースを飾る時期って、お正月のお飾りのように日にちが決まってるのでしょうか?
調べてみましたよ。
クリスマスリースを飾る時期はいつからいつまで?
クリスマスリースを飾る時期は、アドベント(待降節・降臨節)の始まりの日、11月30日に近い日曜日です。
※ アドベントとは
11月30日に一番近い日曜日から、クリスマス前の期間(4回の日曜日がある)を「待降節」とか「アドベント」といいます。
最も早い年は、11月27日、遅い年は12月3日ということですね。
「4週間前」に飾る理由は?
カトリックの国には「アドベント・クランツ」というテーブルの上に置くクリスマスリースがあります。
「アドベント・クランツ」とは4本のローソクが付いているもので、日曜日ごとに1本ずつローソクに火をともしてキリストの到来をまつんですね。
クリスマスリースはいつまで飾る?
クリスマスリースをはずすのは
- クリスマスから12日目の1月5日
- イエス・キリストの顕現を記念する祝日エピファニー(公現祭・顕現日)1月6日
- 聖母のお清めの祝日2月2日まで
ということですが、
日本の場合は、お正月飾りがありますよね。
1月5日過ぎまでクリスマスリースを飾っていたら、お正月飾りとかぶってしまいます。
通常、お正月飾りは12月28日までに行うことが多いので、その前までにクリスマスリースは、外した方が良さそうです。
クリスマスが終わったら外してしまうことが多いでしょう。
12月26日、27日、28日のいずれかに外すことになります。
クリスマスリースの由来
リースはローマ帝国の時代にローマ人によって祭事の際の冠としてつけられ、主に女性に使われ、男性の場合は冠を使用したようです。
花や枝、つる、月桂樹の葉っぱなどで作られ、結婚式などの特別な行事に使われていたんですね。
クリスマスリースは、常緑樹やヒイラギの実や葉っぱをベースに作られ、松ぼっくりや赤いリボンで飾られる事が多いです。
これらの色はクリスマスカラーである赤・緑・白・金がしっかり入っています。
クリスマスリースの意味
クリスマスリースは「Christmas wreath 」で、リースは「輪」や「冠」などの輪飾りのこと。
円形なのは「始まりも終わりもない」という、永遠に由来してるんですね。
- 魔除け
- 豊作祈願
- 幸せな新年をという祈り
- 永遠の神の愛
クリスマスリースに使われる色の意味は
- 赤:キリストの血 寛大 愛
- 緑:生命力 命
- 白:純潔 純粋
- 金:富
<月桂樹など常緑樹の葉>
殺菌作用や魔除けの意味
<ヒイラギの葉と実>
葉の意味:キリストの受難を現す刺のある葉
実の意味:キリストの流した血を意味する赤い実
<リンゴの実・松ぼっくり・麦の穂>
収穫を意味している
<ブドウ>
キリストの象徴
<リボンやベル>
魔除け
<リンゴ>
リンゴは、お供え物としての意味も。
クリスマスリースは毎年買い替える?
お正月飾りはお正月が終わったら、神社へ持って行ったり、どんど焼きに出したりします。
お正月の間だけしか使いませんが、お正月が終わっても保管したりせず、毎年処分しますよね。
ところが、クリスマスリースはお正月飾りと違って時期がすぎても処分したりしません。
来年も再来年も、ずっと同じものを使ってもかまいません。
同じ厄除けの飾りなのにどうしてなの?と思いますが、宗教的な違いということでしょう。
クリスマスツリーの飾りも毎年買い替えたりしないので、同じことだと思えば良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
クリスマスリースを飾る時期って、思ってたより早かったです。
ショッピングモールとかで、11月末からクリスマスの飾りをしてるのを見るたびに「気が早いな」と思ってましたが、正しかったんですね(笑)
まとめ
- クリスマスリースを飾るのは11月30日に一番近い日曜日
- 最も早い年は、11月27日、遅い年は12月3日になる
- 日本でクリスマスリースをはずすのは12月26日~28日
- クリスマスリースの由来はローマ帝国の時代の祭事の際の冠
- クリスマスリースの意味は輪飾りのことで円形なのは「始まりも終わりもない」ということ