始めての赤ちゃんの散髪。
いつ切ったらいいの?どこで切るの?切った髪の毛はどうするの?など初めてのことばかりで戸惑いますよね。
そんな疑問もこの記事で解決しますよ。
赤ちゃんの髪の毛を切るタイミングは?
「何か月になったら切る」ということは気にしなくて良いです。
髪の毛のボリュームや長さは個人差がありますよね。
生まれたときから、けっこうフサフサの赤ちゃんもいれば、ほとんど髪の毛が無い赤ちゃんもいます。
なので、髪の毛を切るタイミングは「前髪が目にかかってきたとき」や「両サイドの髪が耳にかかるようになってきたとき」です。
赤ちゃんは体温調節機能がまだ未熟な上、大人より汗をかきやすいのでかゆみやあせもの原因になったり、蒸れて汗疹ができたり、毛先が皮膚に擦れ、炎症を起こすこともあります。
伸びてきた髪の毛をそのまま放置しないようにしてあげましょう。
赤ちゃん散髪はどこでするの?
赤ちゃんの散髪は床屋や美容院でも自宅でも、どちらでもかまいません。
人見知りや場所見知りをする赤ちゃんの場合は、リラックスできる自宅のほうが良いでしょう。
「自分で散髪できる自信が無い」ということなら、赤ちゃんの散髪に慣れてる床屋や美容院もあるので確認しておきましょう。
赤ちゃんが機嫌の良い時間を選んで、ママがひざに抱っこした状態でカットしてもらいましょう。
DVDを見せてくれたり、絵本やおもちゃが用意してあるお店もありますよ。
自宅で自分でカットする場合
100均のはさみでも切れますが、きちんと道具を揃えたいなら
<準備するもの>
- くし(目の細かいもの)
- ベビー用散髪バサミ
- ベビー用すきバサミ
- 散髪用のケープ
- 散髪カット用フェイスガード
はさみやすきバサミは先が丸くなってるものを用意しましょう。赤ちゃん用の爪切りはさみで代用することもできます。
髪の毛の量が少ないうちは、すきバサミは必要ありません。
散髪用ケープはゴミ袋で代用することも出来ます。
前髪が目に入るのを避けるために透明のフェイスガードをするのも良いですね。
カットの手順
- サイドから切る
- 後ろ髪を切る
- 前髪を切る
いきなり前髪からカットすると驚いて大泣きしてしまったりします。
そうなったら、カットすることが困難になるし、以後怖がってカットのたびに泣いてしまうようになる可能性もあります。
機嫌の良いうちに短時間で終わらせるほうが良いので、多少左右のバランスが悪くなってしまっても気にしないようにしましょう。
コツはあるの?
<髪の毛は湿らせる>
髪の毛を湿らせることでハネやうねりが落ち着いて、髪の毛の正しい長さが確認しやすくなります。
湿らせないままカットすると赤ちゃんの目や口に髪の毛が入る可能性があります。
霧吹きで湿らせることで驚かせてしまうかもしれないので、櫛を濡らせてといてあげたほうが良いですね。
<嫌がるようなら無理にやらない>
嫌がるようなら、何回かに分けてカットするか寝てるときに済ませましょう。
<赤ちゃんの気をそらす>
お気に入りのテレビやDVDを見せたりしましょう。
当然、大好きすぎて踊ってしまうような音楽はNGです(笑)
記念に残したいなら
赤ちゃんの髪の毛で筆を作ることもできます。
「赤ちゃん筆」や「胎毛筆」と呼ばれています。
筆にしてもらう相場としては、軸(筆菅)の素材などによって価格は変わってきますが、5000円くらい。
筆にしないで、箱にいれて保存したり、「胎毛ケース」と呼ばれるへその緒を保管するケースに似たもので保存するという方法もあります。
以前習っていた書道の先生が自分の娘の髪の毛で小筆を作ったと言って満足そうに話してくれたことがあります。
女の子なのに頭頂部の髪を短くしすぎて奥さんにこっぴどく叱られたそうです。
生まれてから1度もカットしたことのない髪の毛で作った小筆はなにものにも代えがたく、カット未経験の毛先は書き心地最高だと言っていました。
まとめ
パパにあやしてもらってるうちにサッサとカットできてしまえると楽ですよね。
初めてで、号泣するかもしれないし勝手がわからないので可能なら家族や友だちに手伝ってもらうとやりやすいかと思います。