パパ、ママも気になる赤ちゃんへおやつをあげるべきなのかどうか!
また、与えるとしたらいつからなのか?どんな物をおやつにあげてよいのか?
迷っている方も多いでしょう。
赤ちゃんは離乳食が始まると、パパやママが食べている物に興味を持ちはじめます。
そこで今回は、赤ちゃんのおやつ事情についてお話ししましょう。
赤ちゃんにおやつをあげる必要性は?
赤ちゃんにとってのおやつの必要性と与える際の注意点を初めにみてみましょう。
赤ちゃんのおやつは、大人のおやつとは違います。
おやつと聞くと大人は、甘い物やスナック菓子をイメージしますが、赤ちゃんにとってのおやつはあくまでも補食です。
大人と違って赤ちゃんの胃は消化器官がまだ未発達で、一度にたくさんの食べ物を摂取することができません。
1日あたりの食事の回数も少なく、そのため、栄養やエネルギーが不足することが多くおやつで上手に補いましょう。
赤ちゃんにあげるとしたらいつから?あげる量はどのくらい?
赤ちゃんにおやつをあたえる時期は、離乳食の量が増えて3回食のリズムが定着しはじめた頃からあげるのが良いと言われています。
授乳量が減ってきたら、時間や量を決めて毎日与えるようにしていくとよいでしょう。
離乳食が完了し「補食としてのおやつ」を与える場合も、1日に1~2回、時間を決めて離乳食に影響しないように、量も調整します。
おやつの量は、だいたい1回の食事の1/3~1/4くらいにしましょう。
〈おやつ目安〉
・みかんなら小1個
・バナナなら1/2本
・さつまいもなら50g
赤ちゃんのおやつは、あくまでも離乳食の栄養の補助が目的なので大人が食べる洋菓子のように生クリームやチョコレートが含むおやつはやめ、果物や野菜、おにぎりなどが良いでしょう。
また、アイスクリームなど冷たい食べ物は胃を急激に冷やしてしまいますので冷たい物は避けるようにしましょう。
あげるとしたら市販の物?それとも手作り?
赤ちゃんのおやつは食事の一部と考えて、果物やチーズなどの乳製品、いも類、穀類などを使用し手作りの物が理想ですが、子育てに忙しくなかなか作れないという場合は、市販のお菓子もおすすめです!
市販のお菓子を利用する場合は、パッケージ記載の適用年齢を参考に選ぶと良いでしょう。
唇や舌を使って舐め、噛んで味わえるよう、月齢に合った硬さのものを選ぶのもポイントのひとつです。
おやつは離乳食と違い、赤ちゃんが自分の手を使って食べられる練習にもなります。
赤ちゃんの手指の触覚を鍛え、筋肉の発達を促すのに役立ちます。
おすすめのおやつのポイントは?
赤ちゃんのおやつを選ぶポイントは
①甘すぎない事
②栄養があるお菓子にする事
③添加物や着色料があまり入っていない事
④こぼれにくいお菓子にする事
これらを踏まえて市販のお菓子でおすすめ商品を紹介しましょう。
おすすめ① 「乳酸菌入り「やわらかおせんべい」(離乳食中期~)」
ほんのり甘みがついていたりする人気の子ども用お菓子です。
カルシウムや乳酸菌が含まれているので、市販のお菓子の栄養を気にするママにもおすすめです。
おすすめ② 「野菜入りのビスケット(離乳食後期~)」
小松菜やほうれん草などが含まれている栄養たっぷりのビスケットのお菓子です。
赤ちゃん用で作られているものなら、食べられるように苦味は感じられません。
おすすめ③ 「カルシウムたっぷりのおせんべい」(離乳食初期~)」
小魚やひじきなど含まれているので、磯の香りが食欲をそそるお菓子です。
小魚や牛乳が苦手な子どものカルシウム補給にもぴったりです。
まとめ 赤ちゃんのおやつのポイント
今回は赤ちゃんのおやつ事情についてお話ししました。
赤ちゃんのおやつのポイントは
✔️甘すぎないおやつをあげる事
✔️栄養がある物にする事
✔️添加物や着色料が少ない物
✔️こぼれにくいお菓子にする事
赤ちゃんのおやつは大人と違い離乳食がスタートし終わりまでの栄養補助食になります。
まだまだ、赤ちゃんの消化器官は未熟のため、月齢に合わないおやつや冷たいアイスクリームなどは避けましょう。
また、手作りおやつをあげたいけれども、なかなか忙しく作れないと言う方は市販のおやつも栄養たっぷりでおすすめになります。
是非、参考にしてみてください。