赤ちゃんがなかなか昼寝してくれないとママやパパは自分の時間が取れず疲れてしまいますよね。
月齢や年齢に合ったお昼寝の時間やタイミングについて紹介していきます。
月齢ごとの寝かしつけのタイミングは?
月齢ごとにおよそ何時間で寝かせたら良いかの目安があります。
それを過ぎてしまうと脳が興奮状態になったり、眠りの質が悪くなったり、夜泣きにつながってしまったりしていまします。
もちろんその子の性格などにもよりますが、おおまかな目安を覚えておくとお昼寝の寝かしつけの時間を短くすることができるかもしれません。
月齢ごとの寝かしつけのタイミングの目安
0~2カ月:~1.5時間後
2~4カ月:1.5~2時間後
4~6カ月:2~3時間後
6~8カ月:2~3.5時間後
8~12カ月:3~4時間後
12~15カ月:最大4~5時間後
15カ月~3歳:最大6時間後※『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』より
機嫌よく過ごしているのであれば無理に寝かせる必要はありません。
しかし、しっかり赤ちゃんを観察する必要があります。
赤ちゃんの眠たいサインとは?
赤ちゃんの眠たいサインとして挙げられるものは、
- あくびをする
- くずる
- 目をこする
- 目を大きく開く
- 叫ぶ
- 転ぶ
- 短気になる
- 歩きながらものにぶつかる
- 動作が粗くなる
などたくさん挙げられます。
その中でも「あくび、ぐずる、目をこする」というのは疲れすぎているサインです。
注意深く観察してお昼寝の寝かしつけのタイミングを掴んでいけるといいですね。
お昼寝をするときの環境を見直そう
お昼寝をするときの環境を整えると、よく寝てくれるようになります。
ポイント① 光をなるべく遮断して暗くした環境を作る。
お昼寝の時間が近づいてきたら、カーテンを閉めて、部屋の電気を消してなるべく暗い環境を作るようにしましょう。
カーテンの隙間から漏れる光もタオルやブランケット等で抑えるとより良い環境になります。
ポイント②ホワイトノイズやオルゴールなど決まった音楽を流す
月齢の低い赤ちゃんであれば、ホワイトノイズや胎内音などが効果的。
※ホワイトノイズとは
●人間の可聴周波数(20Hz〜20,000Hz)の音が全てバランスよく含まれるノイズのこと
●テレビの砂嵐の音など
1歳以降だとオルゴールを流すことも良いでしょう。
子供の好みに合わせて決めていっても良いですね。
また、音楽には防音効果もあります。
赤ちゃんがお昼寝中に家事をしたいけど、お皿を洗う音や洗濯機の音で起きてしまう場合は、音楽を流すと起きにくくなります。
私の子供にはいつも同じ音楽をかけて寝かしつけをしてるのですが、最近ではオルゴール音を聞くだけでお布団に入るようになりました。
まずは、この二つのポイントを押さえて寝かしつけをすると良いでしょう。
ですが、子供のも立派なひとりの人間ですので、寝ないときは寝ないです。
無理に寝かせようとすると逆効果になってしまいますので、30分寝かしつけをしても寝ないのであれば一度諦めて起きて遊ばせることも大切です。
無理せず、「こんな時もあるよね」くらい楽な気持ちで過ごしていけると良いですね。
赤ちゃんがお昼寝中に泣いてしまった!どうする?
寝かしつけあるあるかもしれませんが、30分以上かけて寝かしつけをしたのに5分で泣いて起きてしまった!!そんなとき皆さんはどうしますか?
✖ 赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしてあやす
〇 少し様子を見る
赤ちゃんがまた入眠できるようになるには、少し様子をみましょう。
少し泣いただけですぐに抱っこしてしまうと逆に覚醒してしまったりして、再入眠の妨げになってしまう場合があります。
赤ちゃんが泣いても3~5分程度様子を見て、それでも泣いてしまう場合は抱っこしてあげると良いでしょう。
赤ちゃんを寝かせるときのオススメの方法3選
私が実際にやってみた、オススメの方法はコレでした。
親が寝たふりをする
ある程度月齢があるまたは1歳をこえている場合は意外と効果があるやり方です。
ママが妊娠中だったり、身体に不調がある時にこの方法で寝てくれるとすごく助かりますよね。
実際に、お昼寝の時間になり子供に「お昼寝の時間だよ」と声をかけて、自分だけ布団に入り目を閉じて寝たふりをします。
すると最初はおもちゃで遊んでいた子供が、眠くなってきたタイミングで布団に入ってそのまま寝てしまいます。
そうすると寝かしつけるために抱っこをしなくていいし、親は身体も休まるので一石二鳥です。
トントンをする
この方法は多くの方が、行っている方法ではないでしょうか。
しかし、寝るまでの30分~1時間(またはそれ以上)の間ずっとトントンをしているのは割とつらいですよね。
もちろんこの方法で寝かせるのですが、少しずつトントンの間隔を空けて、最終的には触っているだけや隣にいるだけくらいになると寝かしつけも楽になります。
お気に入りのアイテムを持たせる
お気に入りのブランケットやタオル、またはママの匂いがついたパジャマが好きでこれがないと眠れない!という必須アイテムのようなものはありますか?
ちなみに我が家はママが気に入って使っていたパジャマを持ちながら寝るというのがいつものスタイルになっています。
もし、そのようなアイテムがあればそれを持たせると、親が寝室から居なくなっても泣かずに寝てくれるかもしれませんね。
まとめ
これまでいくつかお昼寝の時間や方法などについて紹介してきました。
子供の成長に合わせて寝かしつけや昼寝の方法が変わってきて、昨日までいつもの方法でぐっすり寝てくれていたのに、最近は全然寝てくれない!ということもありますが、それは子供の成長だと受け取って、いろいろな方法を試していくといいと思います。