養生テープで窓ガラスを補強しておくと安心ですが、いざ台風が去ったあと剥がしてみたら糊が残ってしまっていたりしますよね。
1日、2日ですぐに剥がせば落とすのも比較的簡単ですが、キレイにする時間が無い場合や、べっとり糊がついてしまってる場合、ガッカリしちゃいますね。
実際にやってみた方法をお聞きしました。いろんな取り方があるので紹介します。
養生テープの糊残りの簡単な除去方法
1:ドライヤーで少し温めて外す。
熱で柔らかくなるのではがしやすくなります。
注意点として温めすぎるとかえってべたべたになりはがしにくくなってしまうことがあります。
2:市販の溶剤(糊の除去剤)を使用し、粘着剤を柔らかくしながら除去する。
3:同じテープで何回も貼ったり剥がしたりする。
残ってしまった粘着剤に、別のテープの粘着面を貼ったりはがしたりを繰り返します。
同じ粘着剤同士はくっつきやすい特性があるので、繰り返すことで剥がれるかと思います。
エタノールを使う
養生テープというのは他のテープと比べて剥がしやすいという特徴を持っていますが、剥がし忘れて残ったままですと粘着素材が窓や枠に付着してしまいます。
専用の剥がし剤を使うのが一番ですが、他によいとされている方法はエタノールを使ったり消しゴムなども有効です。
粘着力を弱めるためにドライヤーでテープを温めるという方法も綺麗に剥がせます。
これはシールなど剥がす際に有効とされています。
油分や酸を含むものを使用することで粘着剤を分解したり浮かせたりして綺麗にすることも可能ではあります。
アルコールを使う
台風は一晩で行き過ぎることが多いので、台風が来る前にさっと養生テープを貼って、台風が通り過ぎたら、さっと剥がしてしまいます。
そうするとノリが残ることは、それほど無いと思いますが、消しゴムでこすることで取れることがあります。
アルコールをしみこませたキッチンペーパーでふいたりしても取れますよ。
カッターナイフを使う
強力な養生テープを貼り付けた場合では粘着剤が窓のガラスに残ってしまい剥がすのに厄介なことに成り得ます。
少し危ないのですがカッターナイフを使って剥がすと綺麗に剥がせます。
長期間、放置した時の固まった接着剤は熱を加えても剥がせませんのでご注意ください。
ガラスの厚みが薄い場合は体重を掛けて剥がす場合は注意して剥がさないと力を掛け過ぎてガラス自体を割ることに成り怪我をしてしまいます。
剥がせたら濡れ布巾で拭けば綺麗な状態に戻ります。
クレーバーを使う
数年間放置していても、絶対にキレイに剥がすことができるという勝手に思い込んで安心していました。
ところが、いざ剥がそうとめくってみようとした時、その安心は絶望に変わり慌てて店に走りました。(汗)
まずは、シンナー系の剥がし液をかけて放置し剥がす計画は、長年の放置による養生テープの劣化により粉々になり大失敗でした。
次はドライヤーで温風をかけましたが少し浮き上がっただけで無意味でした。
お湯の雑巾を当てながらも全然無理です。
もう業者に任せるしかないと思ったのですが最後の手段で、ほんとはしたくなかったスクレーパーを試してみました。
したくなかったのは窓ガラスが傷付くのをさけたかったからです。
でもこれはすごくて窓ガラスに傷は一切付かず、水で濡らして正しく使えばすぐとれるアイテムで大変助かりました。
ガラス用洗剤やハンドクリームを使う
時間があるのでしたら蒸しタオルでシップするような形か、霧吹きでぬるま湯を吹きかけておいて時間がたてば雑巾などの布でふき取る方法もあります。
またガラスの厚さにもよりますが、市販のプラスチック消しゴムで根気よく消せば粘着テープのあとはきれいに汚れが取れます。
ほかに、柑橘系特にみかんの皮の汁を霧吹きで吹きかけてしばらく置くか、みかんの皮を消しゴミのようにして使って汚れを落とした後でガラス用洗剤でみかんの皮の汁を取り除くとよいと思います。
ハンドクリームでも塗った後から布でふく方式で汚れが取れます。
まとめ
養生テープは台風が去ったら、なるべく早く剥がした方が良いですね。
1日2日くらい貼っていただけなら、経験上、蒸しタオルのようなもので拭いたらほぼ取れるのではないかと思っています。
時間が経ってしまっていたら、なるべくガラスに負担のかからない方法から順に試すと良いかと思います。