小学生とはいえ、高学年になってくると、ずいぶんいろんなことができるようになってきますよね。
姉のところの子はおばあちゃんの世話までしてくれます(笑)
眉毛描いたり、お風呂上りにはドライヤーで髪の毛乾かしたりしてくれるみたいですw
そんな、いっぱしの小学校高学年の子供たちは、ほぼ大人と同じようなものを作成できるのではないでしょうか?
一緒に作ってみたという人に聞いてみましたよ。
A子さんの場合
ちぎり絵の材料
- 画用紙
- 折り紙
- のり
- えんぴつ
下絵
ダウンロードした花の写真を見ながら、えんぴつで下絵を描きました。
ちぎり絵のやり方
- 下絵の見本となる花の絵をダウンロードした花の写真を見ながら画用紙に描きます。
- 出来上がったちぎり絵や花の写真を参考にしながら、ちぎって貼る折り紙の色を決めていきます。
- スティックのりをちぎって貼る範囲(20切れくらい)を決めて塗っていきます。
- のりを塗ったところに手でちぎった折り紙を貼っていきます。
- この作業を繰り返し行います。
- 途中、折り紙の色を変えて貼ったり、時には既に貼ってある場所に重ねたりしながら完成させます。
ちぎり絵を作ってみた感想
小学生高学年5人と作りました。
下絵の見本、ちぎり絵の完成見本を2つ作ったことでどこに千切った折り紙を乗せていくのか説明しやすかったです。
また、いきなりやってもらうのではなく最初に下絵の書き方から千切って貼るところまで(千切って貼るのは途中まで)を事前に見せることで子供たちはすぐに手順を把握できていました。
念の為用意していた、画像付きの手順書も役に立ちました。
1人で5人を相手にしていた為、質問された時に手順書に書いてあるよというだけで済みました。
ちぎり絵をするときに気をつけること
はさみで切るとその度にヒラヒラと折り紙が飛んでいってしまうので、手でちぎってすぐ貼る方が良いと思いました。
ハサミを使用するならあらかじめ切った後の折り紙を入れる箱を用意して行うと良いと思います。
また、のりは液体よりスティックのりが良いと思います。
液体のりは少量ずつ出す事が難しく、ベタベタになりやすい為作品にも手にもくっ付きます。
スティックのりであれば、狭い範囲に塗っておき、乾く前に折り紙を貼れば良いので便利です。
B子さんの場合
ちぎり絵の材料
- 色紙
- 和紙
- のり
- 金や銀の先の細いペン
下絵
写真などを参考に自分で考えました。
ちぎり絵のやり方
- 色紙にちぎり絵のもとになる絵を薄くおおまかに描きます。
- それぞれの絵に見合った好みの色合いの使用する和紙を選びます。
- 土台になる柄の部分を下絵を少しはみ出るくらいの大きさで和紙をちぎって形を作っていきます。
- 上へ上へ重なっていく部分の柄をイメージしてのりで重ねづけしていきます。
- 小さい部分は糊付けしにくかったら書き込むこともOKにします。
- 全体のイメージを調節して下絵になかったものなど付け加えて完成です。
ちぎり絵を作ってみた感想
ちぎり絵をするだけでなく、おばあちゃんへの筆ペンでのメッセージも込めて敬老の日のプレゼントとして額に入れて渡したので喜ばれたこともあり、子供も満足していました。
とても、下書きから仕上げるときまでずっと楽しめたようです。
私も子供と一緒にしたことで楽しめましたし、おばあちゃんに還暦のお祝いとしてプレゼントして、おばあちゃんも見て楽しむことができ、いつも仏壇の部屋に飾ってあるため、来客の方も楽しめるものになってよかったです。
ちぎり絵だけではなく、名前をもじった文章も入れたので面白く仕上がりました。
ちぎり絵をするときに気をつけること
下絵にとらわれすぎないで、自由に大きさだけ気を付けて創作することが一番だと思いました。
使いたい和紙の色合いを見ながら、配色を考え、全体の色合いのバランスを考えると仕上がったときの見栄えがぐ~んと違ってきます。
小さい部分は、ちぎって糊付けするのが難しいこともあるので、マジックで書き入れるということも面白いかもしれません。
お花のおしべやめしべなど。
同じような種類の和紙ではなく、金粉が入ったものや、グラデーション模様、絞り模様の柄の和紙など色んな種類を取り入れるのも面白かったです。
まとめ
やっぱり低学年のときとは全然違いますよね。
ハサミが危なくないかとか、ノリをなめるんじゃないかとか、紙以外のところにくっつけるのではないかとかいう心配は、ほぼ無いです。
子どもって小学校1年生から6年生までの6年間で、すごく成長するんですね。
20歳でも26歳でもそんなに成長できなかった私とはえらい違いです(笑)