ちぎり絵を小学校低学年のお子さんとやってみたママに聞いてみました。
A子さんの場合
ちぎり絵の材料
- 折り紙
- 台紙
- 鉛筆
- 消しゴム
- のり
下絵
子供がテーマに沿って考えて下書きをする。
ちぎり絵のやり方
- テーマを教えて、子供がそれに沿った絵の下書きを台紙にします。
- 下書きが完成したら、必要な色と思われる折り紙を用意させて、手でちぎっていきます。
- ある程度の量の色を用意できたら、実際に下書きに合わせて重ねてみます。
- 子供が納得できるものであったら、のりで貼付けを行います。
- 必要な色を発見したら、折り紙を追加します。
- 完成したちぎり絵の中で、下書きの鉛筆が見えるようになっていないかチェックして、見える部分は消してしまいます。
ちぎり絵を作ってみた感想
小学生の児童と作ってみたのですが、テーマに沿って自由な発想ができるので素晴らしいと関心させられました。
使う色について、あまり大人が口出しをしない方が良いと思いました。
子供の色彩センスに合わせて褒めながら進める手順がベストです。
子供が作ろうとしている絵に合わないと思っていた色でも、意外と最終的にはおかしいと思わせないような感じに仕上げたりしますので、常識に捉われず、子供の発想を自由に向かわせていくと面白い作品が多く完成しました。
ちぎり絵をするときに気をつけること
ハサミを使って作る方法もありますが、これは危険なので避けた方が良いです。
和紙がなければ折り紙をしわくちゃにして作ると手作り感が増すので良い感じに仕上がります。
気を付ける事はハサミを使う場合は取り扱いだと思います。
また、制作については、大人が口出しをしない事です。
子供はイメージを持って作っていきますので、大人が考えないような魅力的な作品に仕上げるビジョンを持っています。
手順が間違っていないのであれば、口出ししない事です。
B子さんの場合
ちぎり絵の材料
- 和紙
- 折紙
- のり
- ハサミ
- 画用紙
下絵
自分でオリジナルを作るか、絵本や写真を参考にする。
ちぎり絵のやり方
- 画用紙にざっくりとした挿した絵を書きます。
- 塗り絵のように大まかな黒い線だけで色などは使いません。
- 下絵が描けたらあとは自分達の好きなように折り紙や和紙をちぎって貼っていきます。
- あらかじめ沢山ちぎって色ごとにまとめておくと、小さなお子さんでもやりやすくなりますし、ちぎる。貼る。順番に作業できるので集中して進める事ができます。
- ある程度貼れたら下絵が見えなくなる様に微調整して貼っていくと完成した時により綺麗に見えます。
ちぎり絵を作ってみた感想
小学校一年生の息子と幼稚園の娘と3人でやりました。
ちぎって貼って、楽しそうにやっていました。
のりでベッタベタになりながら思い思いの絵ができて「これ飾るからね! 」と子供達に言われていまだに展示してあります!
指先や頭も使うので知育にもいいなと思います。
今度やる時はみんなで一つの大作を作ってみるのも楽しそうだなと思うので、夏休みを利用して大きな紙いっぱいに夏の思い出を絵にしてみたいと考えています。
下の子はまだ小さいので「下絵の方にのりを塗って貼っていってねー。」と声かけをしながら自由に貼ってもらうと簡単に上手にできました。
ちぎり絵をするときに気をつけること
小さいお子さんとやる際にはハサミの取り扱いと、のりをなめない様にする事が注意点です。
特に作品作りには気をつける点はないと思いますが、口を出しすぎない事も大切かと思います。
子供たちが思い思いに作っているものを横から大人が「これはこの色なの?」「こうした方がいいよ。」 などと率先して直していくと綺麗な作品はできるかもしれませんが、創造力を養うタイミングを逃してしまうかもしれません…助けを求められる。
危ないことをしてる以外は見守るか、自分も楽しんで作品を別で作るのもいいかもしれません。
まとめ
注意することははさみの取り扱いくらいでしょうか。
「ちぎり絵」なので、最初からはさみは使わない というきまりで良さそうですよね。
小学生なら、そこら中にのりをくっつけるというようなことも無いでしょうから、制作中は口出しや余計なアドバイスは控えて自由に好きな色を好きなように貼らせてあげることが大切なんですね。