幼稚園のボランティアや、高齢者施設に行って一緒にちぎり絵をやってみました。
みなさん楽しそうに作ってくれるのでこちらまで嬉しくなります。
ちぎり絵を幼児とやってみた
ちぎり絵の材料
- 折り紙
- 新聞の広告
- 鉛筆
- 消しゴム
- 厚紙
- のり
下絵
一緒にちぎり絵をする子に、最初に書いてほしい絵や、好きなものを聞いて、私がそれを台紙に書きました。
ちぎり絵のやり方
- 小さい子に好きなものや書いてほしい絵を聞いて台紙に書きます。
- 一緒に折り紙や新聞の広告を手でたくさんちぎります。
- ちぎり方を教えながら、細かいものや大きなものを作っておきます。
- 手を怪我する危険性があることを教えた上で、決して早くちぎらせないようにしました。
- のりをちぎった紙につけて台紙に貼ったり、台紙にのりをつけてから紙にはったりしました。
用意出来る時は、手ですくってつけるタイプののりも用意して貼りました。
貼ったあとは乾燥させて持ち帰ってもらいました。
ちぎり絵を作ってみた感想
幼稚園のボランティアに行った際に園児と作りました。
好きなものをちぎり絵で再現する時に、好きなものを聞いたり、なんで好きなのかを聞くことでちぎり絵ひとつでこんなにコミュニケーションがとれるものかと感心しました。
また、紙を破くという普段なら禁止されてしまうことをあえて遊びに入れることで子供たちの好奇心もよく刺激できたようです。
五感を余すところなく使える遊びだと思います。
作品が出来ると、平面の絵とはひと味違う立体感があって良かったです。
ちぎり絵をするときに気をつけること
子供たちと一緒にやる場合は、ちぎる時は手を切る危険性があるため急いで切ったりしないことを教えました。
ちぎる時に目に近づけすぎないことも教えました。
これは、ちぎったときに紙の細かい粉の様なものが舞って目に入る危険があるためです。
また、手を切るかもしれないという理由と、作業の効率性や紙の感触をたくさん味わってほしいという理由から、 はさみは使いませんでした。
ちぎり絵が終わった後の乾燥させるスペースを綺麗にしておき、ほこりやちりでせっかくの作品が黒ずまないように気を配りました。
ちぎり絵を高齢者とやってみた
ちぎり絵の材料
- 模造紙
- 折り紙
- ペーパーフラワー
- ノリ
- 空き箱
- 絵具
下絵
庭の写真を見ながら高齢者の人に鉛筆で書いてもらい、そのあとペンでふちを記入しました。
ちぎり絵のやり方
- 模造紙に、下絵を鉛筆で記入し、そのあとマジックで縁取りをします。
- 絵具で薄く色をつけて絵を分かりやすくしていきます。
- 色紙やフラワーペーパーを色分けにして、それぞれちぎってもらい空き箱に入れていく。
- ノリはボールなどに水で薄めたものを準備し、濡らして貼っていくという流れです。
ちぎる大きさは自由にして大きくちぎってもOKにしました。
片麻痺の人にはちぎった紙を、ノリで貼る作業をしてもらいました。
乾いたらまた作業すると言う風に何日もかけて作業してもらいました。
ちぎり絵を作ってみた感想
高齢者施設にて、大きな模造紙に「お部屋の中でも見れる庭の花」と題して作成に入りました。
利用者の中には、ベット上からしか外を見る事が出来ない方がいて、外の景色がいつも同じなので少しでも変化を感じてもらいたいと、他の利用者と話し合い作成しました。
その思いがあったからか優しい色合いの花や、鮮やかな色の花、緑色の中に茶色の葉っぱがあったりと本当に「庭」が再現できた感じに仕上がりました。
コデマリの花は立体感が出るようにふんわり・こんもりと貼ってあり、とても良く出来ていました。
ちぎり絵をするときに気をつけること
窓が開いていると、風でちぎった紙が舞ってしまうので、空き箱を準備したのですが、それでも舞っていたので、窓は閉めた方が作業が捗ると思います。
ノリは直接つけていくと、べたべたとなり他の場所にもくっついてしまうので、薄めて使うと利用者の手もさほど汚れないと思います。
あとノリの減りが少ないです。
翌日になってもまた水で溶かせば使用できます。
数日に分けて作業するとき模造紙は広げたままで乾燥が必要になりますのでそのスペースも確保しておいた方か良いです。
まとめ
ノリを薄めて使うというのは「なるほど!」と激しく納得できましたね。
あまり「ノリを薄める」という発想は思いつかないことだったので、このポイントがわかっただけでもラッキーでした。