RC造(鉄筋コンクリート造)の防音性は、木造や鉄骨造に比べると高いと聞いたことがあるのですが、それでもなんらかの生活音は出ちゃいますよね。
足音とか、その他の音って隣の部屋や上下の部屋からどれくらい聞こえるんでしょうか?
鉄筋コンクリートは足音が響く?
鉄筋コンクリートのアパートやマンションに住んでいて、足音や生活音が聞こえるというかたはもちろんみえました。
どんな対策をしているのかも聞いてみました。
足音は聞こえる
隣人の生活音は時々聞こえることがありますが、気になるほど大きな音ではありません。
しかし、下の階の方から足音がうるさいと苦情が来たことがありました。
現在はリビングのフローリングにジョイントマットを敷き、その上からカーペットを敷いています。
ジョイントマットを敷いてからは苦情が来なくなりました。
また、室内で移動するときは必ずスリッパを履くようにしました。
あとは、なるべく足音をたてないよう注意して生活をしています。
時々聞こえたりします。
壁が薄いというのもあって、対策は聞こえたりしないように何かしら例えば、本当はそれなりの壁を作るボードなどが欲しいのですが、賃貸ですので、自分の身なりにある本などを積み重ねてうるさい隣の壁などをシャットアウトして防いだりしています。
またそれでもだめな場合は毛布などをそこにおいて積み重ねて音の対策をし、少しでも聞こえないような万全を取ります。
足音までは聞こえませんが、さすがに音楽の音は夜などはかなりきついし、あと声なども時々聞こえてくることも。
隣の人が歌っている声がはっきり聞こえたことがありますが、夜ではなかったので、対策はしませんでした。
夜中に寝ているときに、下の人の話し声が聞こえることがあります。
でも、何か言っているなという感じで鮮明には聞こえてこないので、お互い様だと思っています。
音が聞こえなくなるための対策は何もしていません。
ただ、下の人が話をするタイミングで寝ようとすると寝付けないので、その時間までに自分がなるべく深い眠りにつくようにしています。
上の部屋でクローゼットを開ける音や隣の部屋のいびきなど、生活音はよく聞こえます。
聞こえてくる音に対しての大作は何もしていませんが、自分の家が周りのお家にご迷惑をおかけしないよう、ジョイントマットで防音対策をしたり、早朝・夜間には洗濯機を回さないようにするなど、普段から音に気をつけて生活するようにしています。
現在は乳児と一緒に生活しており、夜泣きなどどうしても大きな音を立ててしまいますが、幸い周りのかたの理解があり、トラブルには至っていません。
足音は聞こえない
マンションはアパートとは全く作りが違います。
上下方向の部屋の音はあまり聞こえてきません。
当然マンションによっても防音性には差があると思います。
物件によって多少の差はあると思います。
ある程度しっかりとした物件であれば音については大丈夫だと思います。
あえて言うならば、上下左右で一番音が聞こえやすいのは経験上上の階の人の足音や家具などを動かいた時に発生する音です。
ですから逆に下の階の人に対して注意をする必要があります。
しかし全体的に言えば防音効果は優れています。
社宅だったのでお互い様というのが浸透していましたが、騒音と寒さ対策を兼ねて、厚めのコルクマットやカーペットを敷いていました。
床面のコンクリートも厚かったので、振動を気にしたことはありません。
音楽の漏れは殆ど気になりませんでした。
近隣は大規模な農場が多く、日中は外からの音(トラクターなど)の方が激しかったので、建物の中からの音は気になりませんでした。
子供の声に関してもお互い様が基本でしたが、あまり聞こえませんでした。
防音対策はどんなことしてる?
よその家庭の足音が聞こえるということは、自分の足音も聞こえてるということなので、やっぱり気になりますよね。
床は、厚手のカーペットや防音カーペットを敷いたり、クッション性の高いスリッパやルームシューズを使うことで、階下へ伝わる足音などをある程度防ぐことが可能です。
「吸音材」や「遮音材」を天井に貼り付けると上の部屋からの足音も聞こえにくくなります。
窓には遮音性の高い防音カーテンを用いたり、背の高い家具を壁際に配置したり、壁に貼るタイプの防音シートを使ってみたりするだけでも、生活音を遮断する効果が期待できますね。
まとめ
防音性を最重要視したいということなら、SRC造が良いです。
SRC造とは、鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。
鉄筋の枠の中にコンクリートを流し込んで固めたものをさらに鉄骨で補強した素材を使っているので防音性・耐震性・耐火性・耐久性に優れています。
ただし性能が良いので、建設コストが高くなるため、家賃相場も高めになってきます。
防音重視で、高めの家賃でも大丈夫ということなら、検討してみても良いかもしれません。