衣替えのとき、洗濯してある衣服でもしまう前に、もう1度洗うのが「しまい洗い」
しまってあった衣服を出したときに洗うのが「だし洗い」ですよね。
今回は「しまい洗い」をしている という人達になぜそうしているのか?どんな洗剤を使っているのか?などを聞いてみました。
「しまい洗い」にしている理由
ブランド服、スーツ、ワイシャツ、白い洋服に関しては、近くのクリーニング店におまかせしてしまっています。
Tシャツやジーンズなどの普段着や寝具に関しては、しまう時にドライアップ洗剤でしみや汚れを徹底的にとり、2日ほど干してきちんと乾燥させたあとしまうようにしています。
肌があまり丈夫でないので、植物由来成分をつかった少しお値段が高め(1本3000円ぐらい)のドライアップ洗剤を使い、ムシューダも天然成分のものを使用するようにしています。
なぜそこまでこだわるかというと、以前中途半端な洗濯のままタンスにしまっておいて、次のシーズンに着ようとして出したら、畳んだ内部のほうがカビだらけになっていたことがあったからです。
白いシャツもしまう時にはなかったようなシミがポツポツとあって、驚いたので、以後衣替えには気を付けるようになりました。
しまっている間に今ついている皮脂などの汚れが酸化したりして、着ていない間に衣類を傷めると聞いたことがあるので。
特に冬物はあまりたくさん洗うものではないので、しまい込む前にだけは特にしっかり洗ってからしまうことにしています。
しないとなんとなく気持ちが悪くて、いたみは少なくても次シーズンから着用頻度が落ちたり、処分したりする依頼が多くなってしまうことが経験上よくあったことも理由の一つです。
しまう前に洗って点検をしておくことで、しまっている間の虫食いなどが起きていないか確かめる意味もあると思っています。
出す時に洗い直すことなく気持ちよく着られるので、なんとなくしまい洗いのみのやり方が気に入って続けています。
我が家は衣装ケースに季節ごとに分けて衣服をしまっており、それを入れ替えるだけで衣替えが完了するため、だし洗いまでは必要ないと考えているからです。
常に全ての衣装ケースには、防虫剤・吸湿剤を入れており、衣替え時にはその効果が切れていないか毎回チェックします。
特に吸湿剤はすぐにふくらむので、衣替え時にはこまめに交換するようにしています。
ですので、防虫・吸湿に関しては大丈夫だと考えているため、基本的には衣替え前まで使用していた衣服に関しては、しまい洗いだけをして次のシーズンに出してきたときにすぐに着れるような状態にしています。
ただし、久しぶりに出してきて後から気になる汚れや黄ばみを発見した場合には、改めて洗濯をしたり、シミ取りの処置をするようにしています。
衣替えの際にしまい洗いをする理由は、来年もきれいな状態で着ることができるようにするためです。
具体的には、汗や皮脂が付着していると、その部分が黄色く変色して、変色した部分を素の色味に戻すことが困難だからです。
黄ばみを予防するためにも、汗や皮脂などの汚れを出来るだけきれいに洗い落としてから仕舞います。
また、衣類の黄ばみだけでなく、匂いも残さないように仕舞い洗いをします。
そして、汚れが残っているまま仕舞うと、虫による穴あきなどの原因にもなるため、不衛生な状態を避け、お気に入りや大切な衣類を長く愛用できるように仕舞い洗いをしています。
仕舞う際には防虫剤なども一緒に入れます。このようにひと手間かけてしまうことで、来年の衣替えが安心して出来ます。
自分が幼いころから、衣替えの際には母が「しまい洗い」をしてから洋服をしまっているのを見て育ってきました。
また以前、「ほとんど来ていないし、以前洗濯してから着ていない洋服だから、そのままで大丈夫」と「しまい洗い」をせずに衣替えをしたセーターが、次の冬に出してみたら小さな穴があいていて、「虫食いにあってしまった」とショックを受けたことがありました。
冬物衣料(セーターやカーディガンなどのウール素材)に関しては、衣装ケースに防虫剤を十分に入れてしまっているので、それほど心配する必要もないと思うのですが、子どもの時の習慣と、大切な衣服に虫がついて穴があいてしまった苦い記憶から、「しまい洗い」を必ずするようにしています。
私の部屋はクローゼットが狭いので、年に2回衣替えをする時は衣装ケースに仕舞い込みます。
特に冬物のコートやセーター、ジャケットなどは着るたびに毎回洗う物でもないので目に見えない汚れや埃は思った以上に付着しているかと思います。
衣装ケースにはかなりギュウギュウに押し込むため、汚れのついたままの洋服を密閉するのは衛生面的に気が引けるので、一旦全て洗濯やクリーニングをしてしっかり乾かしてからしまいます。
春夏服は毎回必ず着たら洗濯をするので、数日前までに着た服はそのまま収納します。
あまり着ないでクローゼットに仕舞われてた服は湿気の時期など放置されてたので、念のため洗濯をして、しっかり乾かしてからしまうようにしています。
長い間しまっておくときに、菌や虫が増えてしまったり、黄ばみや虫食いが起こらないようにしたいからしまい洗いにしています。
そうでなくても、黄ばみや虫食いが起こってしまうのですが。
大事な衣類はクリーニング店にお願いしますが、そうでないものは洗濯で、漂白などをしてさらに天日干しでできるだけ菌を死滅させて、しまうようにしています。
しまい洗いの場合は、柔軟剤はあまり使っていません。
漂白剤で仕上げ洗いをして柔軟剤のいい香りであっても残らないようにしてしまうようにしています。
柔軟剤の使用によって、菌の繁殖に影響が出そうだと思っています。
本当は衣類がよれたりしないように、柔軟剤も併用した方がいいのかもしれませんが。
なるほど!
着用したあとは洗いますが、そのまま衣替えに時期になって「洗ってから1度も着てないから」と思ってしまっておいた衣服にトラブルがおこった。というかたは「しまい洗い」をしてる感じですね。
次は「しまい洗い」のときは普段の洗濯と同じ洗剤や柔軟剤と使っているのか聞いてみました。
「しまい洗い」に使う洗剤や柔軟剤
普段使っている柔軟剤と洗剤
特に普段と洗剤は変えていません。
少しよそ行きとして着ていたものだけはオシャレ着洗いの洗剤を使います。
普段使っている洗濯洗剤と柔軟剤をそのまま使用しています。
洗濯洗剤はアリエールバイオサイエンスジェルかエマール(洗濯物によって変えています)、柔軟剤はレノア超消臭1weekを使用しています。
普段使っている洗浄力が高いという洗濯洗剤と酸素系の衣類用漂白剤。
どちらも液体タイプで、汚れ落ちがいいといわれるものを使用しています。
その他
肌が弱いので天然由来成分の家庭用クリーニング剤を使用しています。
柔軟剤は個人的にあまりすきでないので、使用していません。
しまい洗いをする際は、抗菌洗剤や脱臭効果のある洗剤など、普段よりもより効果が期待できる洗剤を選んで使います。
「しまい洗い」をするのはセーターやカーディガンなどウール素材の洋服なので、ウール素材も安心して洗える「中性洗剤」を使って洗っています。
高い服はクリーニングですが、安めのセーターやジャケット類はエマールで洗います。普段の洗濯はナノックスです。
普段使いの洗剤を使ってるかたもみえますが、このときだけは違う洗剤のかたもみえますね。
普段は液体タイプ、しまい洗いのときは粉洗剤という感じで使い分けてるかたもいるでしょうね。
次シーズンまで保管していてくれる便利なクリーニングを利用するのも良いかも♪
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まとめ
お気に入りの衣服を「しまい洗い」して来年も着たいですよね。
でも家族が多かったり、衣服が多かったりすると大変でしょうね(汗)
何日もかかりそうなら、洗濯だけしてコインランドリーで乾燥させるのも良さそうな気がしますね。