ひまわりを植えてはいけないと言われているのは、1部の地域で昔から「植えてはいけない」と言われているからなんでしょうね。
秋田県・徳島県・奈良県の1部の地域で言われているようです。
でも実際はそんなことは無く、迷信なんですよ。
ひまわりは庭に植えてはいけない?それともいいの?
植えてはいけないと言われている理由として「語呂合わせ」があります。
「今日は何の日」の数字の語呂合わせと同じようなものでしょうか。
「ひまわり」が「火回り」を連想させるから。
「火事になっちゃう」という意味です。
もう1つ同じ「火回り」もあります。
「家計が火の車になっちゃう」という意味です。
両方とも語呂合わせですよね。
「打ち首を連想させる」というものもあります。
花が大きくて重いから、シーズンが終わるころには頭が垂れてくるからです。
お見舞いに、花がポロンと落ちる椿を持っていってはいけないのと同じような理由でしょうね。
それ以外としては「花ことばが良くない」というものもあります。
「偽りの富」「偽りの愛」というあまり嬉しくない花ことばがありますが、
「憧れ」「情熱」「愛慕」「崇拝」という花ことばもあるんです。
でも花ことばが良くない花ってたくさんあります。
同じ花でも色によって花ことばが違ったりするので、ひまわりだけ「花ことばが良くない」とか言ってしまってはいけないような気がします。
ひまわりは風水的には良い花だった
風水で、ひまわりは「陽の気」を持っていて金運アップの効果があると言われています。
花が黄色というのも金運アップですよね。
風水的には、とっても良い花でした。
植えてはいけない草木とその理由
ひまわりは植えても良いということはわかって頂けたと思いますが、実際に「植えてはいけない草木」ってあるんでしょうか?
どんな草木を植えてはいけないのか?そしてその理由は何なのか?
実際にガーデニングをされてる方達に聞いてみましたよ。
アロエ
キダチアロエ。
地面におろす勢いが増して大変です。
プランターや植木鉢で管理することをおススメします。
場所が良いと怪獣みたいに大きくなります。
樹勢を弱めようとかなり刈り込んでも、さらに元気づいてきます。
抜こうと思っても木のようにがっしりしていますし、葉は棘があり非常に重たいです。
木を植える覚悟で植えないと、花壇が占領されてしまいますよ。
大きくならないように管理できる環境で植えることを強くおすすめする植物です。
アロエの類い全てですね。
アロエ類は庭に直接地植えしたらドンドン株が増殖してしまって、あっという間に庭がアロエだらけになってしまいます。
増えてしまったあとに間引くのは地下茎が成長してしまっていて結構深く土を掘らなければならず、手間がかかってしまいます。
ですので、アロエ類は地植えにするのはやめて鉢植えにすることをオススメします。
鉢はアロエの形状を考えると丸型のものがよいでしょう。
鉢ひとつにつきアロエの株一つにし、ゆったり育ててあげるのがよいでしょう。
サボテン
見た目からして刺があるので近づく子供は少ないと思いますが、万が一のことがあるので、育てるにしても小さな鉢に入ったミニサボテン程度にしておいた方がいいです。
家族だけの怪我になるのはまだ良いですが、他人を怪我させる可能性があるのでそうなった場合の病院代や慰謝料など色々考えると植えない方が吉だと思う。
野良猫の侵入等には役立ちますが、それ以前に自分が怪我をしてしまったら元も子もないので、野良猫対策は他の方法で考えることをオススメします。
プルメリア
植えてはいけないことはありませんが、お勧めはしません。
植木鉢で育てるなら良いですが、地面に植えてしまうと大きくなるので、かなり場所を取ります。
そして葉が異様に落ちるので、掃除が大変です。
ただこのプルメリアは、交配が簡単なので、色々な種類の花を作れますし、簡単に挿木も出来ます。
ご自宅の庭が広ければお勧めですが、そうでなければ、やめた方がいいです。
プルメリアの花の匂いはとてもいい匂いなのですが、敷地が狭ければお勧めはしません。
竹
安易に植えたとしたら、大変なことになります。
隣家との境界で植えようものなら、隣家にも迷惑をかける事になります。
竹は地下茎でどんどん横に伸びていき、あっという間にあちらこちらから笹が生えてきます。
コンクリートで覆ったとしても、地下深くで伸びていき、必ず地面に顔を出します。
一旦蔓延ったら手がつけられません。
笹は非常に強いので、他の雑草も駆逐されるほど笹だらけになります。絶対に植えてはいけません。
ローズマリー
植えてみて大変だったのは、ローズマリーです。
最初植えた時は4号鉢位の小さな苗だったのですが、庭を作るにあたってローズマリーって素敵だよなーと軽い気持ちで50cm感覚で3個植えたところ、相性が良かったのもあって3年くらいでみるみる大きくなっていきました。
最終的には植えこみ位の直径1メートルくらいの大きさになって、幹もかなり太くなってのこぎりじゃないと剪定できなくなりました。
ローズマリーは低木の部類になるので植える時は大きな木になるということを忘れない方がいいです。
心配なら鉢に植えた方がおしゃれかなと思います。
ミント
ミントはとても丈夫な植物ですぐに庭中に繁殖します。
刈り取っても少しでも残っていればまた増えてしまいます。
もう一つは、いちじくの木です。
科学的根拠ではなくジンクスのようなものですが、女の子がいる家の庭には植えないほうが良いという話があります。
いちじくは感じで書くと「無花果」という字を書き、花をつけずに実がなるという性質から来ており、これを女の子がおとなになったときに花をつけずに子供ができるという未婚の母に見立て、縁起が良くないと言う理由から、いちじくを植えないほうが良いという迷信があるからです。
ひまわり同様、迷信なんか気にしないというかたは植えても大丈夫です。
いちじく美味しいですからね。
蝋梅
我が家の蝋梅は黄色い花が咲きます。
正月ころには花が咲き、香水のような良い匂いがします。
ただ、大きくなりほこってしまうと蜂が巣を作ってしまうこともあり、蜂の駆除に困ってしまった経験があります。
頻繁に剪定をしますが、大きくなるのが早く、下のほうから切ってもすぐに枝が伸びます。
冬になるときれいに葉っぱが落ちます。
葉が落ちた時の掃除も大変に感じます。
自分としては剪定や掃除を考えるとあまりお勧めできないかなと思います。
棘のある草木
庭の手入れは仕事疲れの週末などによくやりますが、結構心身の疲れを癒してくれるものなので私は趣味の1つにしております。
しかし棘があるような草木は自分が注意していても必ずミスってしまい怪我をしてしまうものだと思っています。
サンショウの木やバラ、サイカチ等は棘がきつくてむしろ危険なくらいです。
バラなどは香りを好んで庭で栽培しているご家庭もあるようなので、私の場合は外からその家庭のバラの香りを嗅ぐ程度にしております。
際限なく増え続けてしまうタイプの植物
ミントやドクダミなどは地下茎を伸ばし、地面を覆うように短期間にどんどん増えていきます。
むき出しの土を隠したいなどの意図があれば別ですが、植える植物をスペースごとにしっかりわけて育てたいという考えの方には、少しやっかいな種類です。
また、木でいうならば、後々の剪定や害虫駆除を見越して、成長のスピードは庭の大きさや手入れする人の体力に合っているか、また害虫の付きやすい種類かそうでないか、を考える必要があります。
庭のスペースは限られていますので、使える広さに合わせて植える草木を選ぶとよいです。
まとめ
庭ではありませんが、農家のかたが畑一面にひまわりやコスモスを植えて花が咲いたころ刈り込んで緑肥(りょくひ)にしたりしているのを見たことがあります。
ひまわりは畑のためにも役立ってくれる花だったんですね。
小学生のころは、友だちの家のレンゲ畑で花を積んで冠を作ったりしたことありますが、あれも緑肥だったんでしょうか?懐かしいです。