【春に種まき(植え付け)編】
ガーデニング初心者でも始めやすい、おススメの草花ってどんなのがあるんでしょう?
知人が花壇に苗を植えてくれて、キレイに咲くようにしてくれたにもかかわらず、うまく咲かせることもできないぶきっちょな私ですが、ガーデニング経験者の方たちに、初心者でも育てられるおススメの草花やコツ・ポイントも聞いてみました。
アジサイのアナベル
アジサイのアナベルを地植えした場合
種まき(植え付け)から花が咲くまでの期間
春植えの場合はすでに花が咲いているものの購入になると思いますが、秋に植える時は、花をカットした後だと思いますので、花が咲くのは次年の初夏です。
初心者におススメの理由
低木の部類になるのでとても丈夫ですし、一般的な紫陽花よりはアナベルの方があまり品種改良されてなくて日本の環境にとても慣れていて枯れにくく育てやすいです。
冬は枯れたように葉が落ちてしまいますが、春になると芽が出てきていつの間にか葉も茂ってきて、梅雨の時期のお庭の彩りになりますし、基本的にほっておいて大丈夫なので楽に育てられます。
コツやポイント
結構な大きさに成長するので、植える場所は広いところや隣家にかからないような場所が好ましいです。
かなりモリモリに広がり、花の時期が終わると剪定して次年に備えるので秋から冬にかけては寂しく感じるかもしれません。
植え方は基本の地植えとかわりませんが、穴を掘って水を貯めたところに根を崩さずに植え、また水をかける。
日々草
日々草を地植えした場合
種まき(植え付け)から花が咲くまでの期間
4月から6月に種蒔をして5月から11月に花を咲かせます。
初心者におススメの理由
暑さや多湿に強く特に肥料を与えるとか水やりを頻繁にするなどしなくても初めて花を育てるは人にも簡単に楽しめる花だと思います。
できれば日当たりのいい場所で土が乾いたら水を与えます。
花が枯れて落ちても次々に同じ株に花を咲かせます。
地植えなら水やりはあまり神経質にならなくても3日に1回くらいでもすぐ枯れるような花ではないと思います。
コツやポイント
プランターより地植えのほうが育てやすいと思います。
プランターなら少し高めの階段など段差がある場所に置いたほうが太陽があたるので育ちやすいと思います。
植え方のポイントは根を傷つけず少し穴を掘り優しく土を被せるくらいで特にこれといって難しい事はないと思います。
植えた後は水をたくさん与えて置くと土に根がなじみやすいと思います。
ゴーヤ
ゴーヤをプランターで育てた場合
種まき(植え付け)から花が咲くまでの期間
種を埋めてから1か月と20日で1つ目の花が咲きました。
初心者におススメの理由
ずぼらな私が初めてのベランダガーデニング(プランター植え)で成功したからです。
手入れも楽で、はじめての方でも成功すると思います。
かわいい花が咲き、緑もきれい、おいしい実もたくさん収穫できるのでとてもおススメです。
種を植える時期がやや遅くても問題ありませんでした。
さらに種を事前に水に浸したりせずに、プランターの土に直に埋めても無事芽が出ました。
ゴーヤの種は固いので水に浸して芽を出してから植える方法もあるそうです。
しかし、2週間ほどで無事芽が出ました。
5つ種を植えて4つ芽が出ました。植えたのは5/10で、1つめの花が咲いたのは6/29でした。
コツやポイント
プランター65型1つに土と肥料を入れベランダで栽培しました。
種はホームセンターで購入し、土に指で穴をあけてそのまま埋めました。
その後は1日2~3回じょうろで水やり、ときどき液体肥料を水に混ぜてやるくらいでした。以下2020年のゴーヤ日記より。
5/10にプランターに土を入れて種を5つ埋めた。
5/24に4つ芽が出た。
6/12に葉が大きくつるが出てきたので支柱を3本立てた。
6/29 すでに2Mを超える高さまでツルが伸びていた。下のほうに1つ目の黄色い花が咲いた。
6/30 3つ花が咲いた。ここから黄色い花がたくさん咲きはじめた。
8/6 Mサイズのゴーヤが数本なっていた。
8/10 4日で立派なゴーヤに。初収穫。
8/30 ゴーヤすずなり、グリーンカーテン。(ここらへんでヨトウムシ退治)
10月中旬まで数日おきに数本ずつゴーヤの収穫ができました。
この点だけ気を付けるべきことは、ずばり防虫対策です。
私はまったく何もしておらず、8月中旬あたりからヨトウムシの幼虫退治に奔走しました。
小さな緑の尺取虫は、1晩で数倍に数が増え、葉を食い荒らしました。
だんだん茶色ぽく太い幼虫になりかけてグロテスクでした。
すると、どこからともなくスズメバチが飛んできてヨトウムシを捕らえ、二宮団子にして巣に持って帰りました。
ヨトウムシの大量の糞や死骸がベランダに散乱し大変でした。
困り果て、ホームセンターでゴーヤの実がついてから使えるオーガニックの殺虫剤を紹介してもらい使用しました。
数週間あけて2回まで使えるものでしたが、効果てきめんでヨトウムシは全滅しました。
本来であれば、種植え時期に地中用を、葉が出てから地上部用をと、防虫剤を使い分けるのだそうです。
蜂がきますので、どうか防虫対策にお気をつけください。
写真は7/14に撮影したものです。黄色い花が咲き始めて半月ほどでちいさなゴーヤの実がなっているのが見えます。
マリーゴールド
マリーゴールドを地植えした場合
種まき(植え付け)から花が咲くまでの期間
植え付けから1か月くらい
初心者におススメの理由
とにかくすごく丈夫なところが気に入っています。
植え付けてまだ苗が小さいうちは、暑さや水不足ですぐダメになってしまう花が多い中、こちらは少し水やりを忘れていて、しなっとなっていても水をあげればすぐ元気になります。
花も色合いが元気になるビタミンカラーですし、花つきがよいのが特徴です。次々花が付くので、長い間楽しめます。
コツやポイント
苗が小さいうちは、水不足には気を付けてまめにあげたほうがいいと思います。
地植えならまだ大丈夫ですが、プランターだとどうしても水不足になってしまいがちなので。
苗が育ってくれば、ある程度強くなりますし、丈夫な花なので大乗化と思います。
あと花を楽しんだ後ですが、枯れてきた花はハサミで切るなどしてお手入れしてあげたほうが、次の花付きがよくなると思います。
エケベリア(多肉植物)
エケベリア(多肉植物)をプランターで育てた場合
種まき(植え付け)から花が咲くまでの期間
春に花が咲くので、約1年程です。秋も植え付けに良い季節なので、その場合は半年程度で花が咲きます。
初心者におススメの理由
水遣り回数が少なく、管理に手間がかからないのでガーデニング初心者の方、忙しい方にもおすすめです。
花以外にも草姿を楽しむことができ、また葉っぱ1枚から容易に増やすことができるため、増殖させる楽しみも味わうことができます。
秋から早春にかけては紅葉し、品種によって色とりどりに色づきます。
その姿は花のようです。数種類を寄せ植えにすると、見栄えもしてとても可愛いです。
コツやポイント
ポットから取り出し、根を軽くほぐしたら水捌けの良い土に植え付けます。
この時、古くなった根っこはカットして整理します。
植え付けてすぐには水やりをせず、1週間~10日経ったら鉢底から流れるくらい水をやります。
綺麗に育てるポイントは、水やりの回数を控えることです。
元々乾燥した地域に生息している植物なので、水がなくてもある程度は生きていけます。
逆に普通の草花と同頻度で水をあげてしまうと、蒸れて腐ってしまいます。
あとは、日当たりと風通しの良い屋外で管理することが大切です。
室内などの日の当たらないところに置くと徒長し、弱い株になってしまうので注意が必要です。
まとめ
5年ほど前に引っ越しをしたのですが、引っ越す前の家にアジサイがあったことを思い出しました。
誰も、なんの手入れもしない、ほったらかしアジサイでした。
なのに、ちゃんと毎年咲いていましたね。
すごく濃い色の花が咲くので、知らない人に「欲しい」と言われたこともあり、欲しいだけ切って持って行ってもらったこともありますが、知人には「色が濃すぎるから土が酸性になってるんじゃない?」と言われたことあります(笑)