うしかい座の方角と流星群の場所は?ボルドの超空洞の大きさはどれくらい

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うしかい座流星群は、毎年出現することがわかっているのに、それほど話題にもなりませんよね。

出現するのが梅雨の時期で、見にくいからでしょうか。

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うしかい座の方角は?

うしかい座を見つけるには、まず北斗七星を探しましょう。

北斗七星は有名ですよね。

星にあまり興味が無い人でも北斗七星の名前は知ってるかと思います。

7つの星が柄杓のような形に並んでいる、おおぐま座の一部が北斗七星です。

この柄杓の形は、北斗の拳のケンシロウの胸にある跡と同じで、私はこの漫画で北斗七星を覚えました(笑)

6月上旬の北斗七星は柄杓を伏せたような形として確認することができます。

北斗七星の柄杓の柄の部分から湾曲した線を延長したところに、うしかい座の一等星アルクトゥルスがあります

アルクトゥルスは、全天において3番目という明るさなので見つけやすいです。

明るい上にオレンジ色なので、すぐわかると思います。

【うしかい座 アークトゥルス】

  • 大きさ:半径は太陽の26倍ぐらい
  • 距離:36光年ぐらい
  • 星の色:オレンジっぽい
  • 明るさ:-0.04等

半径の大きさが太陽の26倍!

アークトゥルスに宇宙人がいるとしたら、とてつもなく大きかったりして・・・

最大日はいつ(2023~2030年)

うしかい座流星群の最大日は、毎年ほぼ同じころですね。

【2023年】
最大日:6月28日
ピーク時間:7:00
極大夜の月齢:9

【2024年】
最大日:6月27日
ピーク時間:14:00
極大夜の月齢:21

【2025年】
最大日:6月27日
ピーク時間:20:00
極大夜の月齢:2

【2026年】
最大日:6月28日
ピーク時間:2:00
極大夜の月齢:13

【2027年】
最大日:6月28日
ピーク時間:8:00
極大夜の月齢:23

【2028年】
最大日:6月27日
ピーク時間:14:00
極大夜の月齢:5

【2029年】
最大日:6月27日
ピーク時間:21:00
極大夜の月齢:16

【2030年】
最大日:6月28日
ピーク時間:3:00
極大夜の月齢:27

月齢ってなに?

新月は0
満月は15

ということなので、2021年の「月齢17」というのは満月の2日後ということになるため明るいんですね。

月明りで、見にくいかもしれませんね。

うしかい座の流星群の場所は?

流星群とは、天球上のある一点(放射点または輻射点という)を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星のこと。

そのため、どんな場所が良いとか、どの方角を見ていれば良いということは関係ありません。

街灯が明るいようなところでは、もちろん見えにくいので「灯りが少なく、広範囲を見渡せる場所で見る」ということだけですね。

2021年のうしかい座流星群の最大日は月齢17で明るいため、月が視界に入らないよう月とは反対側を観測するのが良いと思います。

ボルドの超空洞の大きさは

超空洞の直径は2.5億光年に近く、体積は236,000メガ立方パーセクに近い。

まったく大きさが想像できませんね。

東京ドーム10個分と言われても、どれくらいなのかイマイチ分からないのに、直径は2.5億光年て・・・(汗)

イメージ出来る人のほうがスゴイです。

超空洞てなに?

人間の住む太陽系のある銀河系は、30個ほどの銀河とともに一つの集団を形作っている。
これを「銀河団」と言う。
さらに大局的に一億光年単位というスケールから眺めた時、この銀河団はより大きな銀河団の一部に過ぎず、「超銀河団」と呼ばれる銀河の大集団を形成している。
これをさらに外延すれば、超銀河団もより大きな集団の一部となっているということも考えられるが、実際には、この宇宙は銀河が均質に分布しているわけではない。

1980年代に入って、天文学者の観測により、数億光年彼方には約2億光年にわたって銀河がまったく観測されない空っぽの空洞が存在することが明らかになった。
その後、同じような空洞が他にも幾つか発見されて、こうした銀河の存在しない超巨大空間は「超空洞」と呼ばれるようになった。
さらに研究が重ねられ、銀河系の集合した超銀河団は、この超空洞を取り巻くように膜状に連なり、ちょうど石鹸を泡立てた時のように幾重にも泡が積み重なって、宇宙の大規模構造を構成していることが分かった。

現在観測されている限り、宇宙の果てまでこの泡状の構造が連なっており、直径数億光年の泡の表面には銀河がひしめいている。

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

大きな銀河系の中に、なにも無い大きな空間があるとか、まったく想像できませんね。

名古屋の科学館へ行ったときに、大きいと思ってる太陽より、何倍も大きな星がたくさんあるのを見てなんだか楽しくてたまりませんでした。

流れ星は見ればわかりますが、点々だけの状態の星を見上げても「あの星とあの星が〇〇座」とか、ハッキリ言ってわかりません(汗)

でも宇宙の話ってスケールが大きくてワクワクします。

星がいっぱい見える、キレイなところへ行ってみたいですね。

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