令和2年は感染症の影響で中止になりましたが、令和1年は74団体が参加、人出は168万人だったそうですよ。
こんなに有名な、青森県弘前市の「弘前ねぷた祭り」ぜひ1度は見てみたいお祭りですよね。
実際に行ったことがあるというかたにお聞きしました。
弘前ねぷた祭りの混雑状況
ねぷたが始まる前から、沿道は場所取りが行われます。
始まる数時間前からの場所取りは禁止されていますが、1時間ほど前にもなると、ぞくぞくと場所取りが行われ、小さい椅子や敷物をしいて座り、始まりを待つ見物客で沿道は埋め尽くされます。
ねぷたが始まる時間になると、前で座って見る場所はほとんどなくなり、後ろで立ち見になります。
沿道もそれほど広くないため、人がすれ違うのもやっとになるほど立ち見の見物客も増えてきて、会場は混雑します。
弘前ねぷた祭りに駐車場はあるの?
土手町運行・駅前運行ともに、この祭りの専用駐車場は設けられていません。
そのため、近場の有料市営駐車場や、運行ルートに近い百貨店の駐車場を利用する必要があります。
また、少し離れた場所にはコインパーキングも何カ所かあるため、早めに現地に着いて駐車場を探すことをお勧めします。
夕方からは交通規制もあるので、あらかじめ地図で確認しておくと良いです。
弘前ねぷた祭りに子供連れで行く場合の注意点
何台かの太鼓を同時に叩きながら運行するので、その大きな音に赤ちゃんは少しビックリしてしまうかもしれません。
幼稚園・保育園くらいの子供になると、ねぷた囃子や掛け声に興味を持ち、「ヤーヤドー!」と掛け声を真似して楽しく観覧することができると思います。
トイレが心配な場合は、沿道にあるお店に入ることもできるので、あらかじめトイレがある場所などを確認してその近くで観覧すると良いです。
授乳場所などはないので、ミルクを持参するか授乳ケープなどが必要です。
ねぷたが始まると、前で座って見るスペースがほとんどなくなってしまいます。
小さい子供だと、後ろでずっと立っているのも疲れてくるでしょうし、前に人がいるとせっかくのねぷたも見えなくなってしまいます。
少し早めにきて場所取りをするのが良いです。
弘前ねぷた祭りの開催時期
毎年、8月1日から7日までの7日間開催されます。
時間は夜の7時から始まり、最終日の7日目は午前10時から始まります。
弘前ねぷた祭りの場所
祭り期間の前半と後半で、ねぷたの運行コースが違います。
1日から4日までは、弘前市の商店街である土手町を中心に運行され、5日から6日は弘前駅前周辺を運行します。
最終日の7日にはまた土手町コースになりますが、前半のコースを逆走する形になります。
弘前ねぷた祭りの値段
ねぷた祭りの観覧は基本無料です。
誰でも好きな場所で座ったり立ったりして観覧できます。
また、場所取りはせず椅子に座って良い席でゆっくり観覧したいという場合は、大人2,000円で有料観覧席もあります。
有料観覧席のチケットを購入した人には、りんごジュースとねぷたのうちわが配られます。
前売り券や当日券もあるので、販売情報はインターネットか、弘前観光コンベンション協会に問い合わせると良いです。
弘前ねぷた祭りは雨天時どうなる?
強風や大雨の場合は中止になります。
多少の雨では中止になりませんが、ねぷたが雨で濡れるのを防ぐために、扇にビニールシートを被せて運行することもあります。
弘前ねぷた祭りの屋台
沿道には出店が並びます。
飲み物から軽食、かき氷などがあり、ねぷたを見ながらお腹を満たすには十分な出店が並びます。
駅前運行の時は、居酒屋の前でその店の食べ物が出されたりもして、メニュー豊富な出店が並びます。
弘前ねぷた祭りのアクセス・行き方
電車を利用する場合は、新幹線で新青森駅まで行き、そこから普通列車に乗り換え約40分で弘前駅に到着します。
土手町までは、弘前駅から徒歩で30分くらいです。
駅のバスターミナルから土手町循環100円バスで土手町周辺に来ることも可能ですが、夕方6時半から交通規制が始まりますので、早めに現地に着いている必要があります。
車の場合は、東北自動車道にのって大鰐弘前ICでおり、国道7号線を通って市内に入ります。
弘前ねぷた祭りの周辺の宿泊施設
弘前市内には数か所の宿泊施設がありますが、祭り期間中はどこも空きがないことがほとんどです。
早めに予約をするか、少し離れたところへ予約するのが良いでしょう。
弘前ねぷた期間中は、他にも青森ねぶた祭りや五所川原立ちネプタ祭りも開催されるため、県内のホテルはどこも混み合います。
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弘前ねぷた祭りの魅力
弘前ねぷた祭りは、青森三大祭りの一つであり、夏の風物詩です。
弘前市民が扇型のねぷたを引っ張りながら道路を歩き、太鼓や笛、ヤーヤドーの掛け声で祭りを盛り上げます。
ねぷたは、平均して7メートルほどの高さがあり、目の前を通過する時は見上げるほどです。
ねぷた本体の正面は鏡絵と言われ、明治時代以降の中国の三国志や、日本の武将が奮戦する様子が描かれており、とても迫力があります。
毎年約80団体のねぷたが運行されますが、団体によりそれぞれ鏡絵が違うので、様々な表情のねぷたが見られるのも面白いところです。
交差点の真ん中など広いスペースがあるところでは、市民が大型ねぷたを紐で引っ張りながら円をかくように走り回るパフォーマンスも行われ、観客を沸かせます。
小さな子供から大人までが参加し、「ねぷたが始まると夏がきた」といったように、弘前市民の夏にはかかせない行事です。
参加する人だけではなく、見る人も心を踊らされるお祭りです。
近所の、全国的にはほぼ知られてないお祭りでも、結構混んでたりしますよね。
弘前ねぷた祭りのように有名なお祭りは、小規模なお祭りとは比べ物にならないくらい人出がすごいから、子供が小さい間はいろいろ気を使わないといけないし大変ですよね。